電力コラムCOLUMN
「省エネ」という言葉はみなさんもご存知だと思います。
誰もいない部屋の電気を消したり、使わない家電のコンセントを抜いたり、電力の使用量を抑えることですよね。
省エネを意識すると必要な分だけ電力を使うので、無駄な電気代を削減することができ、私たちの生活において、とても有意義なことです。
この省エネについては今、電力会社も積極的にアピールしており、国も省エネを推奨しています。
私たちが電気を使った方が電力会社は儲かるのに、なぜ省エネに取り組むのか不思議に思ったことはないですか。
そんな省エネについてネオ・コーポレーションが詳しくお伝えしていきます。
私たちにとって電気のない生活なんて考えられない社会になりました。
そんな中で、電気が限りあると言われると不思議に思うかもしれません。
私たちの家庭に届けられている電気は、その約8割が火力発電で生み出されています。
火力発電とは石炭や石油、天然ガスを燃やすことによって、電力を発生させます。
簡単にいえばヤカンに入れたお湯をコンロで沸かし、その蒸気によって風車を回すようなものですね。
その風車が回ることによって電力が発生するのですが、火を発生させる元となるエネルギー資源が無くなってしまうと、電気を作ることが難しくなってしまいます。
火力発電に必要な資源には限りがあり、石炭は112年、石油は54年、天然ガスは63年で尽きてしまうといわれています。
これを聞くと電気も限りある資源だと考えることができます。
私たちが住む地球は温暖化が進んでいると言われています。
普段それほど気にするものではないかもしれませんが、昔と比べれば夏が異常に暑くなっていることが感じられるのではないでしょうか。
ゲリラ豪雨の増加など、気候も変化してきたように思いますよね。
これらは温暖化が進んできたことによる異常気象だと考えられていますが、地球温暖化が進む原因の一つとして、火力発電に活用している石炭や石油、天然ガスを燃やすことにあるといわれています。
これらの天然資源を燃やし続けることで、Co2が大量に発生します。
Co2とは二酸化炭素のことで、温室効果ガスとも呼ばれます。
Co2は熱を逃しにくい性質を持っているため、その熱によって地球上の環境を変化させてしまうのです。
電力会社や国は、これ以上環境を破壊しないために、火力発電だけに頼ることから脱却しようとしています。
冒頭から述べているように、エネルギー資源には限りがあるので、石油や石炭などのエネルギー需要を削減しなくてはなりません。
国では、エネルギー需要の削減を数値化し2030年度の削減目標を立てて対策しています。
これは2018年に省エネ法の改正によって定められました。
国や電力会社が積極的に『省エネ』というのは、この削減目標を達成するために行なっている対策だったのですね。
省エネ対策のために挙げられるものはたくさんありますが、弊社ネオ・コーポレーションが取り扱っている「デマンドコントローラー」は使用電力を減らす効果があるとして、電力会社が使用を推奨している機器です。
これは使用電力量を減らすことで省エネ効果が期待できます。
多くのお客様に導入し、お褒めの言葉を多数頂いております。
詳しくは導入事例をご覧ください。
火力発電で多くが賄われている電力は、作り出すための資源により、有限であるということが分かりました。
更に火力発電に依存していると地球の環境破壊も進んでしまうため、電力を使用する我々が個々に省エネの意識を持つことが大切です。
弊社の電子ブレーカーN-EBシリーズやデマンドコントローラーは電力をコントロールし、電気料金と使用電力量を減らす効果をもたらします。
日々の意識も大切ですが、機器による電子制御で電気使用量と電気代を抑えることが可能ですので、是非お問い合わせください。